こんにちは、タカヒロです。
年間50冊以上のビジネス書を読んでいる、ビジネス書・ヘッズ(自称)です。
「7つの習慣」のような「名著」や、抽象的な「思考法」を紹介するような本も好きですが、本日ご紹介する1冊のように、読みやすくて実践的なものも大好きです。
本日は、ここ最近で読んで一番勉強になった本をご紹介(レビュー)させてください。
▼ビジネストラブル脱出フレーズ80-絶体絶命なその状況、こんな言い方で打開できます!

オススメポイント:こんなビジネスパーソンにおススメの一冊です。
✅ 複数の部署や、取引先とコミュニケーションを取る機会がある方。
✅ 職場で板挟みにあいがちな方。
✅ 職場で遭遇するモンスター上司・部下・同僚に言い負かされてばっかりの方。
✅ 「やられたらやり返す」ではなく、「良好な人間関係を維持しつつ、トラブルを解決したい」方。
内容紹介:
✅こんな場面に、どうしたらよいのか? キラーフレーズを紹介。
職場で遭遇する、こんな困ったシチュエーション。 これらにぴったりな「逆境を打破する一言」をご紹介しています。
①上司とのトラブル
例:課長の指示通りにやったのに、部長にキレられた!
例:上司が気分屋なので、緊急案件でも相談しづらい・・・。
② 取引先とのトラブル:
例:取引先に指示されたとおりに対応したところ、先方のミスで印刷ミスが発覚!しかも、こちら側のミスであるかのように、なすりつけられそう!
③ 部下・後輩とのトラブル
例:部下・後輩を指導したら、逆ギレ!
例:後輩が、事あるごとに「セクハラ!パワハラ!」という。
✅各フレーズが、超実践的。
私見ですが、こういう「フレーズ紹介」、「ケーススタディ」系のビジネス書って、作者が紹介するシチュエーションと、実際の自分のビジネスシーンでぴったりとハマるシーンが意外と少なかったりするんですよね。
しかしながら、本書は、実際に起こる(多発する)ビジネスシーンにおけるトラブルが紹介されていて、ピッタリとハマる「脱出フレーズ」が紹介されているのが特徴です。
✅21年5月に発売されたばかりの新書
本書は、2021年5月に発売されたばかりのもので、現代にピッタリのビジネスシチュエーションが紹介されています。
ビジネス書を読みまくっている(年間50冊以上)僕の私見ですが、中途半端に古いビジネス書はあまりオススメしません。
何十年も読み継がれているような名著は、時代が変わっても学ぶべき真理を教えてくれるので、もちろん勉強になります。 例えば、
- D・カーネギーの「人を動かす」
- スティーブン・R・コヴィーの「七つの習慣」
- ピーター・F・ドラッカーの「マネジメント」
等です。
一方で、年間数百冊出版されるような、もう少しカジュアルで読みやすいビジネス書については、なるべく新しいものを読むのがオススメです。
それは、時代とともに、「ビジネスツール」や「働き方」が大きく変わっていくから。
例えば、15年前にはスマホは今ほど一般的ではなかったですし、2019年より前には今よりリモートワークが浸透していませんでしたよね。
ツールや働き方が変われば、「イケてる」ビジネス書も進化するはず。
なので、ビジネス書を選ぶ時には、中途半端に古いモノ(4年以上前のもの)よりも、「新しいもの」を選ぶのがとてもオススメです。
▼ビジネストラブル脱出フレーズ80-絶体絶命なその状況、こんな言い方で打開できます!

著者紹介
三上 ナナエ著。
北海道リコー株式会社(現在のリコージャパン)に入社後、全日空株式会社(ANA)のCAを経てジャンボ機チーフパーサー、新人OJTトレーナー。
その後、ビジネス研修・セミナー講師や、コンサルタントとして活躍されている方で、年80回以上の研修をされています。
(プロフィールはこちら⇒ https://www.pro-manner.com/)
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