社員の自己学習にどう使う?LinkedInラーニングの葛藤

仕事術

ビジネス、クリエイティブ、テクノロジーなど、あらゆるスキルをオンラインで学習できる法人向けe-ラーニング、LinkedIn Learning(リンクトインラーニング)。

多言語で、かつネット環境さえあればどこでもビジネススキルを学習できるため、社員の教育のために導入している企業も多数あります。(公式の情報によると、導入組織は世界中で12,000件以上の実績)

今日はこのリンクトインラーニングについて、ユーザーとしての感想を書いてみたいと思います。
LinkedInから広告費をもらっているわけではありませんので、尊宅(ソンタク)なしの感想です。

この記事を書いているのはこんな人です
僕は約10年間、食品製造業(食品メーカー)でモノづくりを経験しており、そのうちの大部分を品質保証部門でキャリアを積んできました。
新卒で日系の大手メーカーに入社。その後、複数回転職。 外資も経験。
自己学習にLinkedInラーニングを愛用し、週に2h以上は受講するようにしています。(これまでの受講コース数は、60くらい)

LinkedInラーニングの良いところ

豊富な学習コンテンツ

LinkedInラーニングの最大の特徴は、その豊富なコンテンツ数。 
各分野のエキスパートによるLinkedIn認定の17,000件以上のオリジナルコースを視聴することができます。

どんなコースがあるかというと、リーダーシップ、ロジカルシンキング、マネジメントスキルなどのビジネススキルだけでなく、プログラミングやデータベース管理、ウェブ開発などのテクノロジーや、動画編集、3Dモデリング、アニメーション、イラストレーションのようなクリエイティブカテゴリのスキルについても、オンラインで学習することができます。

また、SNS活用法や、マインドフルネス、ストレスへの対処法、などプライベートでも使えるスキルが学べるのもいいですね。

僕は製造業で品質部門に所属しているので、サプライチェーン・オペレーションに関するコース、プロジェクトマネジメント、交渉術等を学習するのに使っています。

学習を継続しやすい

LinkedInラーニングには30分以内で学べるコースも多数あるので、隙間時間にスマホで学習することも可能です。

動画はダウンロードしておけば、電波が悪い地下鉄の中でも視聴することができるので、通勤時間の自己啓発にぴったりです。

無理せず短時間から学習できるので、当校が必要なビジネススクールと違い、とても継続しやすいです。

LinkedInのプロフィールに資格情報として載せることができる

受講したコースは、リンクトインのプロフィールにリストとして掲載することができます。

転職活動の際など、自分が受講したコースを振り返りやすくなりますし、採用側も応募者の情報をリンクトインでチェックすることもあるので、たくさん学習している人は学習意欲のアピールができるかもしれません。

一方で、本来学習が必要な人に 必要なコンテンツが届きづらいかも

LinkedInは優良コンテンツを気軽に学習できる一方で、コンテンツが豊富すぎて自分に合ったものを探して受講するのが面倒くさいと感じてしまう人もいるかもしれません。

そのため、社員教育のために企業がLinkedInラーニングを導入しても、スキルが足りておらず自己啓発が必要な人(本来、学習が必要な人)ほど面倒くさがって学習がすすみにくい現象に陥ってしまうということです。

LinkedInラーニングにはこんな名称のコースがあります:

  • 『学ぶ習慣を身に着けるには』
  • 『仕事で主体性を発揮する』
  • 『有能なチームの一員になるには』
  • etc.

残念ながら、こういったコースを受講すべき人(学習意欲が無い人、主体性が無い人、有能なチームメンバーでない人)ほど、自己学習をする習慣が無かったりするもの。

LinkedInラーニングでは、ユーザー側の主体的な学習意欲があって初めて、動画の視聴につながります。しかし、そもそも学習意欲が高い人は、放っておいても多かれ少なかれ自己学習をしているもので、LinkedInラーニングを導入することはあくまで学習の機会を提供するということ。

LinkedInラーニングを導入したからと言って、社員のスキルが一律に上がるわけではないということは留意しておく必要があります。

LinkedInラーニングを社員教育に活用するコツは?

オンラインで社員が自ら主体的に学習をしてくれれば、研修のための講師を呼んだり 会場を用意しなくて済むので、活用によるメリットはとても大きいです。

一方で、あくまで手段の一つなので、本当に学習が必要な社員が継続して受講できるような工夫が必要です。

就業中に学習時間を設ける

社員が学習しない一番の理由は、面倒くさい・時間がないというもの。

それでも、ビジネスパーソンとして、時代の変化についていけるように常にある程度の自己学習は必要です。

LinkedInラーニングを視聴してもよいとし、学習を促すのも有効でしょう。

社員のレベル別に 必要な学習コースの組み合わせを作っておく。

職・職位に合わせて必要なスキルを抽出しておき、それぞれのレベル・コンピテンシーに合わせておすすめのコースを紹介しておくことで、社員が自分にとって必要なスキル(視聴すべきコース)が把握できます。

学習する習慣がつけば、勝手にその他のコースも受講して、どんどんスキルを伸ばしていく社員が増えていきます。

せっかく投資をしてLinkedInラーニングを導入するのであれば、従業員教育に有効に活用していきたいですね。

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