品質保証に向かないタイプの人 特徴 5選

品質保証・品質管理

品質保証(Quality Assurance:QA)は、マーケティングや製品開発といった部署と違って決して花形ではないけれど、製造業にとってとても重要な役割です。

品質保証部には、自ら手を動かしてモノを作り出すのではなく、関連部署に働きかけて社内の仕組みや、モノ・サービスの品質を改善していくことが求められます。

本日は、品質保証(または品質管理/Quality Control:QC)に向かないタイプの人をご紹介します。

品質保証に必要なスキルを紹介しているサイトはたくさんあるので、ここでは「心構え」といった独自のポイントをご紹介します。

品質保証に向かないタイプの人 特徴 5選:

言葉足らずな人

言葉足らずな人は、品質保証に向きません。

品質保証は、社内から様々な判断を求められます。

製品開発・設計 「仕様を ○○にしようと思うけれど、いいか?」
製造・サプライチェーン 「不良率が ○○%だが、出荷しても問題ないか」
マーケティング 「販売方法や訴求を ○○のようにしようと思うが、いいか?」

こんな感じで、”Go” or “No Go” を判断することが求められます。

こういったステークスホルダーからの問い合わせに対して「良い」か「悪い」しか答えなかったり、十分な根拠を示さず判断結果を伝えると、

「品質保証部は何をもって、判断しているのか?」と社内から不審に思われてしまいます。

判断をし、その結果として人に動いてもらう部署である品質保証は、自分の判断結果(見解)に加えて、根拠(エビデンス)を示しましょう。

根拠としては、

  • これまでの社内実績
  • 業界のルール・スタンダード・慣習
  • 自社製品の市場価値からみた、お客様の期待値

など、自分の主張を裏付けるものであれば大丈夫です。

「共感力」が無い人

上述した通り、品質保証はときには「Stop」をかけなければなりません。

しかしながら、ルールだから、前例がないから、などという理由だけで判断するのであれば、品質保証という人はいりません。(ルールだけあればいいですよね)

孫卓する必要はないですが、「できるかできないか」を関連部署と一緒に熟考し、「できる方法」や「できる可能性が上がる方法」を検討するのが品質保証です。

そのため、関係部署に対して共感しようとしない人は、品質保証に向きません

自分で手を動かさない人

品質保証は時には関連部署に「指示」を出さなくてはなりません。

場合によっては、新卒で入社した若い品質保証スタッフであっても、製造現場の先輩社員に指示を出さなくてはなりません。

品質保証の仕事である以上、それは仕方がないことです。

この時に、相手が少しでも気持ちよく動いてくれるよう、時には一緒に現場を見たり、検品したりと、自分でも手を動かしてみることが大切です。

「品質保証は指示を出すだけだからいいよね・・・」なんて思う人も必ずいるので、信頼感の獲得のためにも、自ら手を動かしてみることも重要な心構えです。

文書・パワポを作るのがキライな人

上述した通り、品質保証は、人に動いてもらってなんぼです。

人を介して品質を改善したり、社内の仕組みを正していかなくてはなりません。

そのため、人に動いてもらいやすいデータの見せ方をしたり、プレゼンテーションが求められます。

品質保証のプレゼンテーションの心構えについても記事を書いていますので、ご興味がある方はこちらも見てみてください:

品質保証・品質管理の情報発信・プレゼンテーションの心構え
「品質部門の話は長いし難しい。QA/QCはうざい。」これはメーカーあるあるではないでしょうか。本来は、お客様、製品、会社を守る立場であるはずの品質部門が、社内コミュニケーションを改善できるヒントをご紹介します。

飽きっぽい人や、短絡的な人

品質保証の大きな仕事は、製品の品質をカイゼン(改善)することです。 品質保証が直接的に動かないにしても、データを作って製造部門や開発設計部門といった関連部署を巻き込んで、品質カイゼンを進めていきます。

そして、カイゼンへの道しるべを見つけるだけでなく、短期的でなく長期的なカイゼンがされているか、モニタリング(その後の経過観察)が必要です。

是正処置を設定するまで、ではなく、是正処置を設定した後にモニタリングをして本当にカイゼンがなされているかを確認して初めて、「カイゼン」といえます。

つまり、品質保証には長期間にわたって物事を観察・分析するスキルが求められます。

そのために、是正処置を設定して終わりだと思ってしまうような、飽きっぽい人や短絡的な人は、品質保証には向きません。

さいごに

本日は品質保証に向かないタイプの特徴を5つ挙げてみました。

品質保証には、品質保証としてのコミュニケーションが求めれます。

ルールを振りかざすだけの品質保証ではなく、、信頼される品質保証を目指したいですね。

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