品質保証でキャリアアップ(年収up)を目指す方法

品質保証・品質管理

品質保証(Quality Assurance ; QA)や、品質管理(Quality Control ; QC)といった
品質部門に属しているが、このスキルを活かしつつ、転職してキャリアアップ・年収アップを狙いたい。

こんな風に考えている品質部門のスタッフもいらっしゃると思います。

しかしながら、マーケティングやリサーチャー(研究職)、製品開発のような、いわゆる花形の部署と違って、品質保証・品質管理は キャリアアップ・年収アップが難しいと考える人も多いのではないでしょうか。

本日は、品質保証(QA)・品質管理(QC)といった品質部門に所属する人が、キャリアアップ・年収アップを狙うための方法(キャリアパス)をご紹介します。

品質保証・品質管理でキャリアアップ(年収アップ)を目指す方法:

英語力をつける

英語力を磨くことで、転職の幅は大きく広がります。

一つ目の理由は、外資系への転職できる可能性が増すためです。

品質部門で外資系というと、

  • 海外の工場で作ったものを日本で売る。
  • 日本、もしくは海外の工場から日本に流通する間に問題が起こらないように、品質保証をする。

という仕事になります。

そうすると、仕事上、英語でコミュニケーションをしたり、英語の文書・メールを書いたり読んだりすることになります。

英語のスキルを磨けば、こうした外資系での品質保証・品質管理への道を開くことができます。

二つ目の理由は、転職しない場合でも、社内で可能性が広がるからです。

すぐに転職しない場合であっても、今所属している会社で英語が必要な新規プロジェクトにアサインされる可能性があります。
(世界中で モノ・人財の行き来が激しい時代ですので、今の仕事で英語を使わなくても、将来的に英語が必要になるケースは十分考えられます)

また、管理職に登用される際に、TOEICなどで英語力を図る会社もあります。

転職の際に、業界を変える

年収は、業界によって大きく変わります。

同じメーカー(製造業)であっても、食品よりも化粧品、化粧品よりも製薬業界の年収は一般的に高めです。

また、食品業界の中でも、お菓子やお惣菜よりも、ビール・たばこメーカーの年収が高めだったりします。

そのため、自分が持っている品質保証のスキルを活かせる範囲で、業界を少しずらしてみるというのも、ステップアップする鍵になります。

今の会社で、新規事業に取り組む

上記の「業界を変える」と近いですが、社内の新規事業に関わってみると、可能性が広がります。

会社の新規事業に関わってみることで、これまで持っていなかった新しいスキル・知識を得ることができ、それを活かして転職をすることが可能になるためです。

自ら手を挙げて新規事業に携わったのであれば、そのチャレンジ精神もアピールすることができます。

品質保証・品質管理という仕事は、ルーティンワークに慣れすぎてしまって、業務の幅が広がりづらくなってしまう人もいます。

新規事業にチャレンジしてみると、スキル面、精神面ともに可能性が広がるでしょう。

今の会社で、マネジメント経験を積む

マネジメント経験、つまり部下を持つ経験をすると、応募できる範囲が広がります。

面接の前の書類選考において、「マネジメント経験あり」と書くことができると、管理職のポジションでも応募しやすくなるためです。

マネジメント経験がある人は、管理職(マネージャー)・一般社員、いずれも応募しやすいですが、マネジメント経験が無い人を、管理職(マネージャー)として採用することは難しかったりします。

マネジメント経験が無い場合には、職務経歴書・面接の中で、

  • 派遣社員さんの業務管理をした
  • 新入社員の研修を企画・実施したり、業務指導を行った

こういったマネジメントに通じる経験を積極的にアピールするのも有効です。

最後に

本日は、品質保証(Quality Assurance ; QA)・品質管理(Quality Control ; QC)といった品質部門に所属する人が、転職の際に年収アップを狙うための方法をご紹介しました。

品質保証・品質管理ではやりがいを見出しづらいという人もいますが、品質部門ならではの深さ・面白さを見つけて、ステップアップしていきたいですね。

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