新入社員の「仕事辞めたい」は時間が解決してくれるかも【体験談】
タカヒロです。 メーカー勤務の30代のフツーのサラリーマンです。
一回の転職経験をへて、今は外資系企業で外国人の同僚たちと楽しく仕事をしています。
本日は、これからキャリアを積んでいく入社1~2年の皆さんに向けた記事を書いてみたいと思います。
職場でこんな経験ありませんか?
- 自分には仕事のセンスがないような気がする。
- 自分だけ、部署のお荷物になっている気がする。
- 誰に何を聞いて良いかわからない。
- 飲み会でも気が利かない自分に嫌気がさす・・・。
- もっと自分に合っている仕事があるような気がする。
- ・・・辞めたい。
- でも、転職しようにも、自分にはスキルが無い・・・。
結論から言うと、こういう悩みって、慣れで簡単に解決できちゃう可能性があります。
こんな風に悩むのは、だれでも経験してきたことです。
「せっかくここまで読んだのに、ありきたりな言葉だな!」
そう思った方も多いと思いますが、あなたよりちょっとだけ先輩の僕の話を読んでみて、その上で、今の仕事を辞めるかどうかもう一回考えてみてください。
立派な本を何冊も書いている著名人の方のお話よりも、僕の話の方が共感できる部分もあるんじゃないか、と思います。
本日のお題↓
僕がポンコツ新入社員だったころの話
まずは、僕が新入社員~2年目社員のころの様子をご紹介します。
僕が新入社員だったころ、むしろ入社後3年目ぐらいまでは、完全に会社のお荷物でした。
どのくらいお荷物だったかというと
- 会議室の予約にも時間がかかる
- 時間をかけてメールを打っても誤字・脱字・添付漏れだらけ
- 上司が怖くて仕方ない。
- 先輩方はみんな優しいけれど、甘えすぎてしまうのも迷惑だし、質問しづらい。
- 何をどの程度の頻度・ボリュームで報・連・相(報告・連絡・相談)するべきかわからない。
- 出張に行った後に上司から「どうだった?」と聞かれるのが苦痛。
こんな感じです。なかなかですよね。
ハッキリいって、給料泥棒です。
これが入ってすぐではなく、2年くらいこんな感じだったので、周りの人たちは正直呆れていたと思います。
僕自身も、このままではやばい、という自覚がありました。
同期にどんどんおいていかれている気がする。まずいぞ。
こんな感じで危機感を持っていました。
もちろん、自分と似たり寄ったりな同期もいました。
でも、元・伝説のお笑い芸人の島田紳助さんも言っていたことですが、
「あいつと俺は、同じくらいのレベル」って思っているときは、大体ちょっと負けてるとき
なんですよね。
つまり、僕はわりと劣等生だったという事になります。
そんなポンコツが少しずつ変われたワケ
そんなポンコツだった僕が変われたのは、入社して2年がたち、3年目に差し掛かったころです。
ずっと、
「変わりたい」
「デキる男、とまではいかなくとも、そこそこ頼りにされるレベルの社員になりたい」
と思っていました。
そこで、デキる先輩や上司の思考・行動を観察し、報告するときの口調や、言葉の選び方を真似してみました。
すると、少しずつ、先輩方が認めて信頼してくれるようになりました。
思い返すと、決してスキルが上がったからとか、成長が感じられたから認めてもらえたわけではなく、
「変わろう」とする意思を感じ取ってくれ、少しずつ仕事を任せてくれたんだと思います。
決して優秀な社員ではなかった僕ですが、「変わりたい」「成長したい」というマインドを継続して持っていたことは、一つの強みだったと思います。
でもこれも、あくまで振り返ってそう思うだけで、当時は気が付きませんでした。
自分の「進化」から学んだ教訓
この新入社員~3年目までの経験を通して、僕が学んだ事です。
自分の状況を客観的に見てみる。 なかなか自分を客観視するのは難しいけれど、一回やってみる。
当時の僕は、いい意味でも悪い意味でも、
「自信が無かった」
です。
だからこそ、焦っていたし、どうやったら変われるか、自分なりに一生懸命考えたり本を読んだりしていました。
自分のレベルをある程度、客観的に見て、「今の自分はマズいぞ」って気が付くことができたのはよかったと思います。
「変わりたい」と思っていれば、慣れる。 慣れるためには、慣れている人を真似る。
スキルアップ・成長したいと思ったら、まずは周りの人の中で認められている・優秀な人を見つけて、とにかく真似すると良いです。
判断軸や、言葉の言い回し、説明の仕方、飲み会の幹事のやり方、なんでもいいですし、それぞれで尊敬する人を変えてもいいです。
若いうちはとりあえずこれだけやっとけば、成長できます。
ここまで、僕の経験を書いてきましたが、「スキルアップ」という願望ともう一つ、僕が持っていた思考があります。
それは、
世の中にはもっとポンコツがいる。上には上がいるように、下には下がいるんだから気負わずやればいい。
という事です。
この思考があったおかげで、ある程度ポジティブに頑張れました。
たぶんですが、
「スキルアップしたい」とか、「成長したい」って思っている時点で、ある程度優秀な思考
だと思います。
世の中には、もしかしたら、あなたの会社の先輩の中にも、何にも考えないで日々過ごしている人もいるんじゃないでしょうか。
その人より、あなたは1こ多く気が付いているわけです。
だから、きっと大丈夫です。
それでも悩むことがあれば、その会社があなたに合っていない可能性だってあります
どうしても今の仕事が合わなければ、別にやめたって良いし、今では転職が普通です。
転職サイトに登録してみればすぐにわかりますが、世の中にはめちゃくちゃ仕事があふれています。
特に若いうちは引く手あまたです。
本日は以上です。
この記事を読んでくださった方が、少しでも前向きになれることを祈っています。
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